取り組む視点を、変えてみた

クライアントさんから、ご報告がありました。前回のセッションで状況を整理しながら決めた、自分サイズで毎日取り組めそうな『1日1〇〇』(〇〇は、やる事)を実践したところ、早速嬉しい変化があったそうです。


『1日1〇〇』出来た!そして、部下の〇〇さんから、初めてお昼に誘われて、一緒にランチ。何であろうが、誘ってくれたことに感謝!!! そして、「あの時、変わらぬ対応をした私。偉い!だから今回のお誘いに繋がった訳で。」と、これまでの自分の取り組みをねぎらう言葉が続きました。


今回は、新しい取り組みをはじめて翌日すぐに、望んだ成果があらわれましたが、それもこれも、これまでに色んな種まきをしていたおかげなんですね。クライアントさんがその事に自分で気づいて、振り返っていらっしゃるのも良かったなと思いました。(自分をほめる!も毎日の取り組みの一環とされているので^^)


リーダーとして、「やるべきことは?」という問いを続けていると、あれもこれもと思いつき、行動に移す前に疲れてしまう・・・。そんなことも多いようです。クライアントさんは、「人を動かすこと」に対してプレッシャーも感じているようでした。本来は黙々と仕事をするのが好き。そんな中で起こったコミュニケーション上のトラブル。こんな状況なら「職場での人間関係は割り切って過ごすのがいいのかも。」と、グルグルと考えていたそうです。


でも、心の奥の本当のところは、別の解決方法を望んでいらっしゃるようでもありました。そこで、いったん目の前の問題にフォーカスするのをやめて、もっと広い視点で考えてみることにしました。「これからクライアントさんが大切にしていきたいこと」をテーマに、アドバンスカラーカードを使い、色々と話を聴いていきました。ざっくばらんに自由に話していただくなかで、点と点のように感じていた部分がつながり、大事なキーワードとなって浮かび上がってくるのが、色彩心理を使うセッションの面白いところです。


クライアントさんのなかで、まず大きく、会社での「自分の立ち位置」の認識が変わったようです。これまで先輩方にやってもらっていたことを、今度は自分がやっていく側になる。すると、「伝え方を変える必要がある」ことが見えてきました。


そして、「現場を引っ張っていく」という姿勢よりも、「相談されやすい環境づくり」をする方が良さそうだと、取り組むフォーカスが変わりました。出来れば、メンバーの個性を活かす方法も考えたいなと。


セッションの最後には、苦手意識を持っていらっしゃった「メンバーへの声掛け」を、取り組む課題に選ばれました。リーダーなんだからメンバーに「声をかけなきゃ」と漠然と思ってはいたけれど、毎回「何の話をすればいいんだろう?」と負担に感じていたそうです。


でも今回、リーダーとして目指すコミュニケーションの方向性がみえてきたので、この人は「どんな事が得意で、どんな言われ方をするのが苦手で、伸ばすと良い個性は?」など、自分の内側に、相手に対する「関心の軸」が芽生えたおかげで、雑談をするハードルが下がったと感じられたようです。自分から「話す」→相手のことを「聴く」に意識が変わった点も、クライアントさんにとっては良かったのかもしれません。


まずはチームとして、気軽にコミュニケーションを取れる関係になること。するとお互いに進捗状況の把握もしやすくなりますし、事が大きくなる前の早めの相談や、繁忙期の協力体制も築きやすくなりそうです。


取り組む視点を変えることで、流れが変わってきました。まずは、成果をあせらず、良い種をまいて、一歩一歩育くんでいきましょう!

Relorge @Okinawa

こんにちは、カラーセラピー&コーチングを使って、自分らしく前に進むお手伝いをしているRelorge「リロージュ」MIYAのサイトです。 たくさん話して、しっかり呼吸をして、泣いて笑って、光をあびて。固く、こんがらがってしまったココロと思考をゆるませたら、自然な一歩がはじまります。 自分と向き合う贅沢な時間を、ご一緒に。。。

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